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ワールドシナリオ後編
『哀哭のカナロ・ペレア』第4回オープニング

 アルディナ帝国、アトラ・ハシス島、マテオ・テーペ、それぞれの代表たちの話し合いにより、世界を安定させるために立ち向かう団、ストラテジー・スヴェル(以下Sスヴェル)が創設された。

 出資者は、帝国のハルベルト公爵。すでにあるガーディアン・スヴェルの姉妹団体にあたる民間組織だ。

 代表者は三人で、帝国、アトラ・ハシス島、マテオ・テーペからそれぞれ一人が選出された。
 帝国からはハルベルト家に連なる下級貴族の青年で、魔法に長けた魔術師。
 アトラ・ハシス島からは、航海士のレイニ・ルワール
 マテオ・テーペからは、伯爵の娘のジスレーヌ・メイユール
 この三人である。
 Sスヴェルは団長にグレアム・ハルベルトを据えており、彼が不在の今はハルベルト家に連なる下級貴族の青年が団長代理を務めている。
 また、団員の参加資格は、
1.いずれかの国や地域に住民登録をしていること。
2.連絡の取れる『人間』であること。
 この二点のみだ。
 ガーディアン・スヴェルは主に街の人達のためのボランティア組織であったが、ストラテジー・スヴェルはより広範囲に戦略的に活動する組織である。

 集まった団員達を前に、すでに出発している団長代理に代わってジスレーヌが言った。
「作戦はほぼ予定通りに進んでいます。グレアムさんとチェリアさんからの情報を元に、敵の主力を叩く作戦は、すでに始まっています。本土でもやることは沢山あります。がんばりましょう」
 そして、今回の作戦会議が始まった。

■石に立つ矢
 水の魔力の暴走を静める儀式が一応の成功を収めた翌日、氷の大地のベースキャンプにSスヴェルや儀式に参加したメンバーが集まっていた。
 どの顔も疲労の色が濃いが、目にはまだ闘志がある。
 この場の指揮を執っている帝国騎士が、現在起こっていることと、この後の作戦について説明を始めた。
「気づいている者もいるかもしれないが、先ほどから魔力が奪われていくような感覚がある。水の継承者の男のほう──ルイスが魔力の吸収を始めたものと考えられる」
 各属性の男性の継承者は、膨大な魔力を吸収することができるという。そして、魔石か王になると言われている。
 ルイスがどちらを望んでいるのかはわからない。
 だが、こちらには目的がある。
「魔力を吸収したルイスを魔石に変えるチャンスは、これっきりだ。その作戦の指揮は、ルイスと直接対峙したことのある者達に任せたい。私は、ここベースキャンプに結界を張るために残るつもりだ」
 アルザラ1号が戻り次第、新たな作戦が開始される。
 グレアムとチェリアを奪われた敵勢力も、ルイスに合わせて攻勢を強めてくると思われる。
 ベースキャンプの防備を強化する必要があった。
「魔石化の手順を説明する。要点は三つだ。まず、魔力を吸収した状態の継承者の命を断つ。次に、継承者の体内から魔力が飛び散る前に、魔法具を体の中心に打ち込む。そして最後に、継承者の一族の力を持つ者が、己の生命力と魔力を捧げて魔石に変える」
 ルイスのもとに行くつもりでいる面々が手順を飲み込んだのを見て、帝国騎士は補足を入れた。
「継承者の体に打ち込む魔法具は、魔力を打ち込める物であれば何でもいい。誰も持っていないなら、私の魔法剣を貸そう」
 歪んだ魔力を弾き出すための魔法剣のことである。
「それから、魔石に変えるために捧げる生命力と魔力だが、全部捧げる必要はない。また、たとえ一族の力を持っていても、重傷者や魔力が枯渇している者では成功しない。もしメンバーの中に実行できる者がいなければ、連絡役を担っている山の一族が行ってくれるだろう。ただし、勝算があればだ」
 ルイスが単身で無防備に魔力を吸収しているはずがない、ということだ。
 魔物や残っているハーフの誰かがいると想定して、作戦を立てるといいだろうと帝国騎士は助言した。
「それから、魔石化に成功した場合は、その魔石を箱船でマテオ・テーペに持って行くことが許可されている。ルイスの居場所は、魔力を辿ればわかるはずだ。なお、帝国騎士を含む帝国民がこの作戦に加わるかどうかは、自己判断に任せる」
 成功率が低い非常に厳しい作戦であることは明らかだった。

■冥府の門
 アルザラ1号は、ハルベルト兄妹を帝国領に送り届けた翌日には再び海上に出ていた。行き先はもちろん氷の大地である。
 今回は、Sスヴェル団長代理も乗っている。
 その団長代理の招集により、団員達は甲板に集まっていた。
 彼の横には、レイニ・ルワールの姿もある。
 招集の理由は誰もがわかっていた。今後の作戦のことである。
 深刻な表情をしていることから、氷の大地で何かあったことが窺えた。
「氷の大地にいる山の一族から、水の継承者の男性、ルイスが魔力吸収を始めたと思われるという報告があった。ところがその後、連絡が途絶えた。氷の大地が今どうなっているか、まったくわからない」
 集まった面々の表情が硬くなる。
「私達は現地に到着してすぐに、氷の壁の内部にある敵基地へ総攻撃を仕掛ける。魔物も、歪んだ魔力の影響を受けた存在も、すべて打ち倒す」
 敵基地のことは、グレアムやチェリアが教えてくれた。
 そこには、さまざまな種類の魔法具や大洪水を引き起こした兵器と、それを操る男がいるという。
 また、徐々に水位が上がっているという報告もあり、氷の大地の氷が急速に溶けだしている可能性があるという。
 そのため、敵基地である地下シェルターが顔を出していると予想されている。
「優先するのは、大洪水を引き起こした兵器の破壊と、それを操る者の討伐だ。その者は完全体のハーフというから、油断するな。どんな能力を持っているかはわからない。お二人の前で見せることはなかったそうだ。魔物も多くいるはずだ。連携して臨み、必ず仕留めよう」
 団長代理は力強く言った。
 ただし、場合によってはもう一つ作戦が追加されることになる。
「もし、ルイスの魔石化に失敗し、彼が魔力を統べる王と呼ばれる存在になってしまっていた場合、もはや私達に打つ手はないだろう。まず、魔法攻撃はすべて吸収されると思っていい。その時は、このアルザラ1号でルイスを引き付けて、少しでも足止めを試みる。ルイスはおそらく、唯一対抗しうる存在であるランガス陛下を狙ってくると思うから……」
「この船には、魔法鉱石を燃料とする動力炉が備わっているわ。だから、足止めはこの船を直接ぶつけることになる」
 レイニが言った足止めの方法に、場はざわめいた。
 そんなことをして、ただで済むわけがない。
 レイニも、それは承知の上だ。
「たぶん、この船は大破するでしょう。帰還はかなり難しいわ。──だから、命を投げ打つ覚悟がある人だけ、この船に残って」
 降りる場合は、状況にもよるが氷の大地に下ろすか、備え付けの救命ボートで海に下ろすかになる。
 氷の大地との連絡が途絶えたことが気がかりだった。

■雪雲
 帝国本土には、雪が降り積もっている。厳しい季節となった。
 厚着をして白い息を吐きながらSスヴェル本部に集まった団員達に、ジスレーヌ・メイユールはこれからの活動を伝えた。
「グレアムさんとチェリアさんが持ち帰ってくれた情報をもとに、氷の大地で作戦が行われています。成功を信じて、私達はここの守りを固めましょう。北と西の魔力塔には、順調に魔力が貯められています。また、東の魔力塔で使われていた魔導砲は、西塔に移されました。リモス村に歪んだ魔力が溢れた時は、西塔から回復魔法を放ち吹き飛ばします。ただ……」
 魔力塔の用途の説明の最後で、ジスレーヌは表情を曇らせた。
「水位が若干上がっているそうです」
 団員達の胸に大洪水の恐怖が蘇る。
「儀式には成功したんじゃないんですか?」
 不安に顔を青ざめさせた団員に対し、ジスレーヌも内心の不安を押し殺し、声を落ち着かせて答えた。
「確かに成功しましたが、その後に氷の大地で何かが起きているのでしょう。もし、その何かにより再び水の魔力が暴走し、氷の大地の氷も溶けてしまった場合、水位は大洪水の時と同じくらいになると予測されています。場合によっては、高波や津波が発生するかもしれません。ですが、この本土は以前のように土の壁で守られるそうです」
 それを聞いて安堵する者も多くいたが、漠然とした不安は拭えなかった。
 土の壁はとても強固であったが、うねる波の音が壁を越えて絶えず響き人々の心を恐怖で疲弊させていったのである。
 その当時の気持ちを忘れられるほど、まだ時間は過ぎていなかった。
 表情を暗くさせていく団員達を鼓舞するように、ジスレーヌは強い声で言った。
「そのような非常事態になった時、私達は魔力塔に集まっている人々の避難誘導に当たります。北と西の両塔は、海を臨む崖に近く中央塔から離れています。つまり、海からの魔物の襲来という危険性を持っています。避難誘導を行うことになった時は、この点に注意してください」
 団員達が頷くのを見たジスレーヌは、引き続き古書の解読を進めることも伝えた。
「何か良い知恵を得られる可能性もあります。こちらもよろしくお願いします。それから、本土での活動について提案がある方も、ぜひご意見を聞かせてください」
 会議はこれで解散となり、各自それぞれに動き始めた。
 一人残った会議室で、ジスレーヌは立ち尽くし自分のつま先を見つめる。
(ルイスさんの魔石化に成功した時、それをマテオではなく、ここに持ってくることができれば、帝国の皇族を含む地の魔術師達の力で、リモス島も守れるかもしれない……。でも、それをすればマテオは助からない……魔石は、マテオに絶対に必要なもの。……もし、リモス村が沈んでしまったら、助けられたマテオの人達の住居はどうなるんだろう。またリモス島が現れるとしても、どれくらいで土地は回復するのかな……)
 今は雪が降り積もる冬。作物は育たない。本土に備蓄はあっても、それは今の帝国で生きる人達のためのものだ。
(リモス村が助かれば、箱船二隻目の人達は村の備蓄で何とかできる。できるけれど……その代わりにお父様やマテオの人達を見捨てるなんてことは……)
 今、自分がしている選択は望む未来に繋がっているのか。繋がっていてほしい。
 ジスレーヌは不安に苛まれていた。

 


『哀哭のカナロ・ペレア』第4回参加案内

■スケジュール
2020年8月19日 シナリオガイド公開
2020年8月21日 チケット販売、アクション受付け開始
2020年8月28日 アクション締切
2020年9月下旬頃 リアクション公開

■参加方法
公式ショップでチケット(500円)を購入していただき、こちらのフォームから選択肢の選択、手段(200文字まで)をご投稿ください。

■第4回の成功条件
カナロ・ペレアの戦いに勝利する

 

■選択肢1

・氷の大地の作戦に参加(ルイス戦)

 ※ルイス、フィー、魔物との戦い

 

・氷の大地の作戦に参加(敵の全滅、王国基地の破壊)

 ※ハーフ、魔物(元人間多数)との戦い

 

・本土の作戦に参加

 ※本部で作業、サポート、伝達係、魔力塔で備えるなど

 

・フリーアクション

 

■選択肢2
今回はご自身の覚悟についてもご選択ください。
・必死覚悟
・決死覚悟
・命を賭す
・全力を尽くすがまだ死ねない
・死なない程度に尽力
・誰かを庇って命を落とすならやむを得ない
・生きる為に最後まで足掻く
・危険なことはしない、危なくなったら避難
・何を犠牲にしても絶対に生き残る

【フリーアクションとは】
ワールドシナリオ後編は、世界を滅ぼそうとする存在に、立ち向かう団に所属するメンバーたちの戦いの物語です。団員として、状況に沿った協力行動が望まれます。
それ以外の、選択肢や団行動から外れた行動をとる場合「フリーアクション」をご選択ください。
フリーアクションは、その行動が物語に大きな影響を与える場合にのみ採用され、採用された場合にのみPCがリアクションに登場します。
※フリーアクションの選択をされず、選択肢や団行動から外れた行動をとった場合は、独自行動よりも協力を優先するものとして、マスタリングが行われます。

「氷の大地の作戦に参加(ルイス戦)」は、この時点で氷の大地にいると出来る方のみとなります。
後編第3回で帝国領にいた方や、第3回後にアルザラ1号に乗って帝国に向かった方は、こちらの選択肢はご選択いただけません。

また、ゾーンシナリオ『任重くして道遠し』参加者の方で、第4回で箱船やブレイブ号に乗り、マテオ・テーペ(及びマテオ海上)に向かった人は、「氷の大地の作戦に参加(王国基地の破壊)」の選択肢をお選びいただくことはできません。

■状況説明等
魔法具ではない一般的な作業に必要な道具や、武具は借りることができます。
帝国騎士と帝国所属の傭兵騎士は、騎士団から魔法防具を借りることができます(防具のみです)。
また今回は作戦に協力する方は誰でも魔法防具を借りることができます。

魔力の高い方は、歪んだ魔力の影響を受けやすく、場合によっては囚われて自我を失います。
対処法については、こちら等でご確認ください。
魔力が低い方は、魔法防御力も低いです。魔力の濃度が高い場所で魔法防具を纏っていない場合、その場にいるだけで身体に大きなダメージを受けます。

ルイス戦は前回の翌日の話となります。
NPCもPCも負傷状態を引き継いでいます。
リアクションでの描写が軽傷の方は気にしなくて大丈夫ですが、重傷を負っている方は、怪我をおしての参加になります。
無理をすると、死亡または、死亡に近い状態に陥る可能性があります。

 

アルザラ1号が氷の大地に到着した時には、氷の壁はほぼなくなっていますので、氷の壁を越える方法については、考えなくて大丈夫です。

■ハルベルト兄妹から得た情報
Sスヴェルの3人の代表と「氷の大地の作戦(敵の全滅、王国基地の破壊)」参加者のみ把握しています。
・氷の壁の内部は極めて強い歪んだ魔力が渦巻いていた(ルイスが魔力吸収を始める前)。
・小さな建物がいくつかあり、元王国の民と思われる人型の魔物が生息している。
・奥に貴族の住まいのような館があった。その地下に、王国の軍事設備も兼ねたシェルターがある。
・シェルターの内部には、生活や軍事に関わる様々な施設がある。
・かつて大洪水を起こしたと思われる兵器も、シェルターの内部にあり、修理され稼働可能になっている。
・兵器を含む、魔法具、機器類を整備、操作していたのは、地と水の継承者の一族の力を持った男。

■敵
【氷の大地】
寒冷地に生息する野生生物(陸上種、海洋種共に)、及び元人間の魔物が出現します。

黒い髪、赤い瞳の少女(フィー)……降霊の力を持つ完全体(魔物化状態)のハーフ。
魔力増幅のアイテムを身に着けています。
水と火の継承者の一族の力を持っており、今回は火の強力な魔法も使ってきます。水や氷の攻撃にのみならず、火で熱した水を降らせたりすることも。
人としての感情は残っていません。配下の魔物も巻き込む攻撃を平然としかけてきます。

ルイス・ツィーグラー……水の継承者の男性。
魔力吸収とルースの取り込みに集中しているため、攻撃はしかけてきません。
ただし、彼の周辺には凄まじい歪んだ魔力が渦巻いています。魔力が極めて高い方、極めて低い方は、魔法防具を纏っていても数分ともちません。

シェルターにいる壮年の男性……完全体(魔物化状態)のハーフ。
魔力増幅等、様々な魔法具を身に着けています。
地と水の継承者の一族の力を持っています。魔法具で空間を歪んだ魔力で満ちさせ、Sスヴェル団員達を魔物化しようとしてきます。
リーザが魔導兵器に心身を捧げた場合、発動します。
人としての感情は残っていません。

リーザ……火の継承者の女性。火の継承者の一族であったリッシュ・アルザラと同化し、肉体を得ました。
再び魔導兵器に心身を捧げて、大洪水を起こした兵器の原動力となります。
ルイスが戻っていなかった場合、Sスヴェル団員がシェルター内部に突入し次第実行するため、通常の作戦内で阻止することは不可能に等しいです。

【その他】
帝国本土や周辺に魔物が出現する可能性があります。

■継承者の一族の力をお持ちの方
魔力が高くても歪んだ魔力の影響を受け難いです。

■燃える島で継承者の一族の力を得た方
取り込んだ魔力と一体化してはいないため、アイテム等で力を得た方とは違い、魔力値は上昇していません。
ただし、体内のインプラントに魔力を送り働きかけることで、一時的に魔力を上昇させることができます。
体に大きな負担がかかるため、体力、精神力がないと制御できない可能性があります。無理に力を引き出そうとすると、命に係わります。

■氷の大地の作戦に参加(敵の全滅、王国基地の破壊)する方
信頼値が高い方(10以上)と騎士団員(傭兵騎士含む)は緊急用に魔力を増幅させる薬、体力を増幅させる薬をそれぞれ1つずつ与えられます。
魔法薬は併用できません。

■エピローグについて
ストーリーにあります精神を打ち込む魔法具の発動、またルイスが魔力を統べる王となった場合のアルザラ1号の体当たりについては、エピローグで描かれます。
この時点で氷の大地におり、立場や能力上ここにアクションをかける必要がある方は、フリーアクションをご選択のうえ、行動をお書きください。必ず描写されるとは限りませんがご了承ください。
ここに人が集まると戦力が足らず作戦が失敗する可能性が高まります。ここで必要とされている方以外は、どうかここではなく作戦成功のために力を貸してください。

■個別連絡
エンリケ・エストラーダさん
バルバロさん
第1回の連絡事項と同じとなります。

■マスターより
主に構成を担当いたします、川岸満里亜です。
後編のワールドシナリオは、人類vs負の意思です。作戦の成功を目指して皆で協力をする、ほぼ協力型となります。
(ほぼ)全員協力型ですので、グループ行動につきましては、PC掲示板をご活用いただき、メンバーを募ってくださいませ。

前回、アクション欄や補足欄に「他に~を行う人がいる場合は、自分は~を行わず、その人のサポートに回る」などお書きいただきましても、ダブルアクションとは判定しないとご案内しましたが、今回も同様です。ただ、こちらは同作戦内の行動に関してとなります。
作戦をまたがる行動や、お選びいただいた選択肢の作戦とは関係のない別の行動はお書きにならないでください。

ワールドシナリオは今回で最終回となります。
その後、ワールド、ゾーン共通のカナロ・ペレアの世界の最終回が行われます。
今回の作戦が完全成功に至らなかった場合、地上で生きている人々が甚大な被害を受ける……と思われます。

帝国領に戻ったグレアムとチェリアに関しては、次の番外編で取り扱われます。
時系列的にはアルザラ1号が帝国に到着して、再び出航する前の出来事となりますので、今回アルザラ1号に乗る方も、関わっていただくことが可能です。

それでは皆様の生き様、見せてください!

*     *     *

こんにちは、冷泉みのりです。
オープニングストーリー、及びリアクションの一部を担当します。
いろいろと厳しい状況の中での戦いとなりますが、諦めずに挑んでみてください。
グレアムとチェリアの番外編や、あのNPCの○×△編も予定していますので、ここはひとつ気持ち良く成功を収めて、そちらにも臨んでいただけたらと思います。
今回もよろしくお願いいたします。