『ガーディアン・スヴェル』 メインマスター:冷泉みのり

 

 国民のためにとハルベルト公爵が設立したガーディアン・スヴェル。

 街の清掃や失せもの探し、パトロールなど活動範囲は広い。

 入団資格は10歳以上であれば、帝国人でもその他の国籍の者でもよいため、街の人々にもよく受け入れられている。

 またスヴェル本部内には、ここでの活動に必要な学問や武術を学ぶための養成所があり、新入りやベテラン問わず団員は日々励んでいた。

 スヴェルへの依頼は毎日のように舞い込んでくるが、ここ最近は魔物化した動植物への対処依頼が増え、団長のグレアム・ハルベルトを悩ませていた。

 

 ──魔物が、強くなっている気がする。

 

 魔物発生の原因はわかっていない。

 根本を叩かなければと思うものの、解明への手がかりがほとんどないのが現状だった。

 手遅れにならないうちに早く、と気ばかりあせっていた。

 

 街にある宿酒場ハオマ亭のパルミラ・ガランテは、危険な仕事が増えつつあるスヴェルの団員のことを心配している。

 だから、彼らが飲みに来た時は、思い切り気晴らししてもらおうと努めて明るく振る舞っていた。

 早く魔物による事件がなくなるといいと願いながら。

 一方、スヴェルに物資援助を行っている商会の女主人フランシス・パルトゥーシュは、魔物は怖いがこれを商機と捉えていた。

 一番の客であるスヴェルに、開発した武器や防具などを売り込もうと機会を狙っているところだ。

 

 そんなふうに、まだどこか呑気に構えている彼らをあざ笑うように魔物による事件は大きくなり、スヴェルと街の人々を恐怖と混乱に陥れていく。

 魔物の破壊から力なき人々を守れ!

 

 

■主な登場NPC

グレアム・ハルベルト

パルミラ・ガランテ

フランシス・パルトゥーシュ

ジェルマン・リヴォフ

 

■舞台

 

■お勧め!

スヴェルが拠点(10歳以上であれば出身地は不問)

 

■お避けください

協力が苦手な方

 

■定員/予約可能数

20PC前後/10PC

 

■通常参加優先PC

帝国所属者(うち、スヴェル所属者は定員を超えた場合も、落選いたしません)

 

■マスターより

こんにちは、担当マスターの冷泉みのりです。

このシナリオは、帝国にある主に一般国民が住む街を魔物の襲撃から守ることを主としています。

 

帝国所属PCが主な対象ですが、アトラ・ハシスやマテオ・テーペからのPCもご参加いただけます。

その際、スヴェルを拠点にしていると情報が入りやすくなります。

また、リモス村とは異なり街の人々は海の向こうから来た人達へ同情的です。

 

最後に、このシナリオの結果は世界と帝国の未来に大きく影響します。

最善の結果へ導いていただけたらと思います。

皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

 

※予約は先着順です。通常参加は抽選です。

※帝国所属PCはシナリオに当選しやすくなりますが、スヴェル所属者を除き当選確実ではありません。

 

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